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日々の思考の給水所。人生論がお好きなマーケターさんはごひいきに。

公園のおじさんとWEBのみらい

おっさん曰く。

アフィリエイトって一体なんですか?っていうと、営業なんだね。それでね、君はWebの未来とか、将来マーケティングがどう変わっていくのかってことに興味はあるかい?

あります・・と答えた。

そうか、なら少し昔話から始めようか。

昔話?

そう、500年以上前のことだな。

んー?1516年だから・・・戦国時代?

そう、だいたいそれくらいだな。よく知ってるじゃないか。

^O^(どうでもいいー)

1516年ってのは、北条早雲相模国を平定したくらいの年だな。

ふーん。ずーっと戦ってたやつでしょ?(マニアかよ)

そうだな。なんでか考えたことあるかい?

野蛮な時代だったからでしょ。(腹減ったな)

ははは、それもあるかもしれないな。ただ何の理由もなくきみは戦うかい?

え?(!?)

戦いには理由があるんだよ。

理由。?

そう、今もな。動乱の世に変わるとき、そこには理由がある。逆もまた然りだ。

ーおっさんの話は、そんな話から始まった。

公園のベンチで

戦国時代が乱世たりえた理由(わけ)

価値のあるところには、必ず戦いがあるんだよ。石油が湧くなら国家戦争なんだよ。領海が広がるなら国際関係がギクシャクするんだよ。可愛い女の子がいたら男はみんなソワソワするんだよ。

表向きは平静にみえても、心中穏やかじゃないに決まってるじゃないか。みんな“価値”を手に入れたくて仕方ないんだ。

戦いたいやつなんていませんよって当たり前なんだ、みんな戦いたくなんてない、ただ「手に入れたい」と思うのが人ってもんなんだよ。そして勝てるとわかったら全力で相手に叩いちゃって手に入れる。それが人なんだよ。

で戦国時代の価値ってなんですかっていうと、鉱山なんだよ。あそこを手に入れたら儲かるぞっていって、みんな狙うんだよ。そしたら戦いになっちゃうんだよな。

でだんだんノウハウが成熟していって、強いやつが残って、価値のあるところに価値が集まっていって、どんどんどんどん強くなっていっちゃう。ランチェスターの法則ってあるけど、前提条件が変わらない限りは強者はずっと強者のままなの。

弱い者が強いものに勝つ映画ってたくさんあるけど、なかなか起こらないから映画になるんだよな。強いものが弱いものに勝つ映画なんてつまらないけど、本当はそれが現実なんだよな。それで権力が生まれて安定化しちゃうんだよ。そうなるとつまらないんだよな。

でもITが生まれて前提条件が変わったんだな。情報空間ってのが新しく生まれたんだな。情報空間って無限なんだよ。リミットないの。それで現実より便利だったりするの。距離がないんだよな。。

で情報空間で何が「価値」なんですかっていうと、例えばキーワード1位とっちまえばずっと儲かるんだよな。戦国時代の鉱山と一緒なんだよ。奪っちまえば守る限りずっと儲かるの。でも鉱山を掘る技術も、奪う戦いも始まったばっかりなんだよな。だからお互いに鉱山を奪い合う戦いが起こるんだよ。

そんでね、みんな「あの山を超えたら素晴らしい桃源郷がある」つって戦う気になるんだな。変われるッて思うんだよ、今までの自分抜けだして今なら変われるッて思うの。

あのね、戦国時代の兵隊って農民なんだよ。ほとんどが農民なの。どんな農民かっていうと、飢餓が続いて食べることも満足にできない農民。で、そういう農民が「戦いにいけば軍から食料が支給される、敵に勝てば好きな女が手に入る」って思って死ぬ気で戦うんだよ。

これって条理なんだよな。世界の決まりなの。既にそうなるって決まってたことなの。中には「じゃあ将軍になって農民を戦わせればいいんですね?」っていう人いるんだけど、そうじゃないんだよ。

将軍には将軍の、農民には農民の苦しさがあるの。楽しさがあるの。生きるべき道があるの。それぞれの道を行けばいいんだよ。そういうもんなんだよ。

統治する人間、次に統治する人間…?

で、次第にトーナメント戦を勝ち上がって力をつけた大将が出てくるんだよな。そこそこ強い大将も、「あの人の下で働いた方がいいやー」つって白旗あげちゃうんだよ。で力をつけた武家の中に、政府とうまいことやってルールをつくっちゃう奴が出てくるんだよな。

そしたらある程度一件落着なんだよ。「俺でもできる!」って野心持つ奴もいるけど、大抵反乱起こしてどっちかが負けて、もっと安定になっちゃう。権力が集約されていくんだな。これがシステムや制度の成り立ちなんだよな。

そのシステムは何度か崩壊しては新たに作られて、崩壊してはを繰り返してどんどん強いものになってくんだよ。人を縛っちゃう力、安定の力が働いてくるんだな。知ってるかい?ベンサム法っていうやつだよな。

(本気でいってんのかこのハゲ…)

いったい僕らはどうしたらいいのか?

(構わず話し続けるんだな)

君たちの生きる時代は、好きなことなんでもできるんだよな。情報だっていくらでも手に入るし、人が手に負えないくらい資源って増え続けてるんだよな。そうしたら何やったって成功するんだよ。

でもね。動乱の世だからこそアプローチは変わってくもんなんだ。あんたが人の下で働いてんなら、上の人のいうこと聞いてればいいよ。でもあんたが人の上に立って人を使って何かやろうってんなら、ずっと対応し続けなきゃいけないんだよ。ちょっと金を掘って「あーよかった一息つこう」なんてないんだよ。そんなことしてたら横から頭ぶん殴られて横取りされちゃうんだからね。

いいかい、対応力が大事ってことなんだよ。変化を読めない、起こった変化にも対応できないなんて最悪なんだよ。そんな人間ホントは人の上に立っちゃいけないの。迷惑なんだよはっきりいって。信じた人間みんな突き落とされて行っちゃうんだよ。

でね、対応力って行ってもどうやってつければいいんですかっていうと、簡単なんだよ。常に勉強し続ければいいんだよな。今を消費しないで、投資するようにすればいいんだよな。人に会いに行ったり、新しい経験をしたり、新しい試みをしたりっていくらでもやれることあるんだよ。

それから投資ってのは今を犠牲にすることじゃないんだよ。今が楽しくなかったら未来が楽しいわけないの。未来が楽しいと思えなかったら今が楽しいわけがないんだよ。未来の自分と今の自分は繋がってんだから、その線をたどっていけばいいんだよ。中庸の道っていってんだけどな、その成功の道を自分で歩いてくってことなんだよ。成功の道があるわけじゃないんだよ、自分が歩いた道を振り返ったとき、それを成功の道っていうんだよ。オーケー?

それでね、最後に一番大切なことをいうよ。いいかい、対応するってのはな、変化が起こってからやることじゃないんだよ。変化が起こってから対応してたら、対応してる間に次の変化が来ちゃうってんだよ。

夏にトマトがうまいからつって夏に種を植えても、トマト育たないよな。遅すぎるんだよ。もっと早くからやれってんだよ。それを「こんな美味しいトマトがなりました!」つって人にそそのかされて、夏にトマトの種植えるやつがいるんだよ。バカかっていうんだよ。

いいかい、要は何を言いたいんですかっていうと、対応するってのは受け身じゃだめなんだよ。対応ってのはね、常に攻めないと対応できないの。受け身でスキーしてたら、コブが来た瞬間に大勢崩して派手にコケるんだよ。なんでも同じなんだよ。

それでね、攻めるってのはどういうことですか?っていうと、「行動する」ってことなんだよ。いつでも決着がついてから自分もやろうたって楽しめないんだよ。分かんない勝負を勝ちにいかないと人生つまんなくて終わっちゃうんだよ。

だから、行動するって大事なんだよ。「今の自分にできるきがしません」なんて、できるわけないんだよ、今の自分にできないと思ってる人間にできるわけがないんだよ。

自分の思う結果が出せないと思っても、目の前のことを楽しんでやるの。それで改善改善でよくしていくの。ピーディーシーエーを回すってやつだよな。

こういう生き方してたら絶対縁があって出会いがあってチャンスがあるの。人生絶対後悔なんてしないからな。わかったかい。

じゃあ長くなったし、俺はそろそろいくよ。今日はただでいいよ。..

薄暗い公園で

おっさんが話はじめてから、どれくらい経っただろうか。

いつの間にか日は沈み、どこからともなく夕飯の美味しそうな煮物の匂いが漂ってきていた。

誰もいない公園のベンチ。

公衆トイレからもれる電灯だけが、空間を薄暗く照らしていた。

なんだかよくわからない話だったけれど、おっさんの生暖かい空気感はどこか優しくもあり、そして厳しいものだった。

ぼくはこれからどこへ向かうかわからないけれど、ともかく家に帰ろうと思った。あたたかいご飯を食べて、誰かと酒を飲み交わしたい気分だった。そのあとは湯船にゆっくりつかって、そしたらなんだか十分なほど幸せを感じる気がした。

バーン!

「レンジでチン!酒のツマミに最高の○○○!」
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ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうござりました。

 

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