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日々の思考の給水所。人生論がお好きなマーケターさんはごひいきに。

先延ばし癖を克服する:世界共通で人間が勘違いしている「自己評価」と「目標設定」の話

 

「先延ばし癖」は人間の特性

研究の結果「自分に甘い人は総人口の95%」という結果が出ている。

ということは

自分に甘いか、甘く無いか

この認識は思い違いであり

自分のことを「自分に甘い人間だ」と思っているか、そうでないか

という認識が正解だ。自己認識の違いだ。

女性のほうが意思決定が早い。つまり「直感に頼って物事を決める」あるいは「現実を冷静に見て希望的観測をしない」という特性が、意思決定を早める。

キーワードは「前頭葉」。

時間で俯瞰し、周期性を見つける

ついついやってしまう無駄には規則性がある:

  • ついつい夜更かししてしまう
  • ついつい無駄なものを買ってしまう
  • ついつい余計な家事をしてしまう

こういったものを記録してみると、「毎週○曜日についついやってしまう」という周期性が見つかる。

一体何によってこういった規則性が生まれるのか。

最大の要因は「睡眠時間」。

対処法1.楽しみを延期する

先延ばし癖を「今やらなくていい事」に使う。

大抵の人は「今これをがんばってやろう」とし「今これはやっちゃいけない」と思う。この賞罰を逆にする。

「やらなくちゃと思ってるのにやらない」「やっちゃだめだと思ってるのにやってしまう」という摩擦に対して人間は価値を感じることが多い。

もっとドライにみよう。

今やらなくていいこと:

  • 夜の映画
  • 隙間時間のゲーム
  • 一段落したときお一服

こういったものを後回しにする。

心当たりはないか。「計画を立てるだけで満足してしまい、結局何も進まない」というパターンに。

つまりまとめると

  • やらなきゃいけないことは、手順を意識する前に着手する
  • やらなくてもいいことは、いつやるかを決めて先に心理的報酬を得ておいて実際の行動は後回しにする

いってみれば「先延ばしの悪用」だ。

対処法2.自己否定から抜け出す

万が一できなかった場合、誘惑に負けやすい人間はこう思う:

  • あぁ、自分はなんてダメなんだ。明日こそがんばろう。
  • 次こそもっとがんばろう。2倍がんばろう。

果てしない自己否定の嵐だ。

目の前にぶらさがった、一生手に入らない人参こそ「最高の人参だ」と思ってしまう心理。本当はそこらに生えているものと変わらないのに、手に入らないからこそ価値があると思い込んでしまう心理。

「自分を仲間に入れてくれるパーティーには魅力を感じない」という、映画「アニーホール」でウッディ・アレンが冒頭に述べた恋愛感情の心理。

この矛盾した心理こそが「望んだものが一生手に入らない」ことのメカニズムだ。

できなかったときに、厳しいハードルから自分を責めるのは不毛だ。

ではどうするのか。代替案は「気の抜けた目標設定」である。

対処法3.的確な目標を建てる

誘惑に負けやすい人はこうも思う。

  • 頑張ればできる
  • やればできる
  • もっとがんばらなきゃ

今日できなかった、目標を達成できなかったのは「がんばらなかったから」ではない。

毎日きちっと階段を登っていく人間はこう思う。

  • 今日できなかったことを明日できる保証などない
  • 今日できなかったのなら明日もできないだろう
  • 目標設定がまずかったのかもしれない

今日できなかった、ということは単純に「目標の設定が間違っていた」ということ。

自分に甘いのが嫌だ、と思うのではなく。自分に甘いのが人間である、ということを認め。甘い自分をどうマネジメントするかを考える。

だから、目標を達成できずに自分を嫌いになる前に。目標設定を見直そう。

目標設定は何のためにあるのだろうか。

「達成できるギリギリの目標を立て、自分を追い込むこと」ではない。達成できるギリギリの目標を立てるということは、将来の自分に過剰な期待をかけているだけだ。今日の自分ががんばれないのに、明日の自分ががんばれるわけがない。明日の自分とは、明日にいる「今日の自分」である。

目標設定があるのは、ペースメーカーとしての役割はもちろん「積み上げることで自分の自信につなげる」ということが多い。

1日500円の貯金が1年で20万近くなるように、チリツモ効果を自身に繋げるのが、自分用の目標設定の狙い。

たった1日の自分にできることなんて、実は本当にちっぽけ。だけどその1日を積み重ねる中で自分にできることは、自分が思っているよりもずっと大きい

対処法4.「なぜこれをやるのか?」と自分に質問する

「なぜ?」と問いかける。なぜ、いまこれをやるのか。

この問いは、将来の自分から今の自分の現在位置を確認し、一歩踏み出す方向に意味を持たせることにほかならない。

そうすると、意味のないことには「やる意味が無い」。

そうして意味のあることに意味を持たせる。

最後に

「やらなきゃと思ってるのにできなかった」

「いつも頭の中にあるんだけど、なかなかできない」

「なんだかんだいって余計なことをして後悔してしまう」

人間は同時に2つのことはできない。同時にできるのは頭の中のみである。

人間にとって頭のなかで計画したこと、仮に体感したことは現実と同様の効力を持つ。それで満足してしまい、現実的には何も進まない。

こうしたブレーキとアクセルを同時に踏む人間の矛盾に対する施策となれば幸いである。

この理論はメンタリストDaigoのメディア「ニコニコチャンネル」を参考にしている。興味が出た人はチャンネル放送に登録してもらえれば。

で、こういうことを自然にできてる人もいる。最初に言った95%の「先延ばしにしがち」じゃない人のこと。ニュータイプ

生まれながらにできる人もいる。周りの人でそういうタイプがいれば、「あの人ならどう考えるだろうか」とロールモデルにしてみるのも有力な手段。