5000字のメモ帳
売る側と買う側
対立している営業
営業といえばこんな会話
これ買いませんか?めっちゃいいですよ。
そうなの?でも○○じゃない?
あっ、それなら心配いりません。~~ですから。
そうなの?でもお高いんでしょう?
それがですねぇ、・・・円なんですよ。
あら、そうなの。でも旦那がねぇ・・
奥さん、これを売るのは今日までなんですよ。今なら~~
・・じゃあ、いただくわ。
これが「対立営業」。一言でいうなら「だましあい」。民度が高いとは言えない営業。そこに流れる価値ってものすごい低い。金額的には大きくても。
今後このスタイルは日本じゃどんどん廃れていく。人は信念に共感したいのであり、ストーリーを感じたい。そのために商品があるという考え方。いわゆる付加価値。
同じ目線に立った営業
憧れている人と同じ行動をしたい。
友達に教えてもらうように、本音で色々教えてほしい。
内部の人から、人が知らない「ここだけの話」を聞きたい。
ユーザーの根源的なニーズにこたえること。
もちろん収益性の低いことに関しては答える必要がないし、そんなボランティアなんて暇なことをする必要はない。収益を得るためにコンテンツを生み出す。それは変わらない。
けど・・
翻訳家
無限の解釈、無限の価値
どうして
- クライアントが説明するだけでは足りないのか?
- ネットの情報は1つの完璧なページだけでは足りないのか?
- アフィリエイトの存在を知っていながら、リンクを踏んで買うのか?
人気ランキングみたいなのと、商標で上げるのと、狭いワードに対して特化サイトをつくるのは、やっぱり違う。
どんぴしゃでほしい情報があったらやっぱりうれしいし、気持ちいい。
2つの存在は違うからこそ、考えの違いや言語の違いを翻訳する人が必要になる。それがアフィリエイター。
基本的にLPって疑惑の目でみるよね。でも
- ここはちゃんと説明してないけどこういうデメリットがある
- でもこっちは言う通りで、ここさえクリアできてれば試す価値があるよ
って説明してあげる。広告主の言ってることをそのまま流すだけじゃ意味ない。
検索ワードとかSEOってのはあくまで補助輪で
- ユーザーの本音を代弁してあげる
- ユーザーの気づいてない危機を指摘してあげる
- ユーザーの代わりに先に試してレポートしてあげる
- クライアントの舌っ足らずな部分を補強してあげる
っていう翻訳家としての存在が必要とされている。その結果、ユーザーが自分で選び取る。売るためには「売らないこと」。売るんだけどね。自分が利用されているって感じるのって、人間にとって心理的ストレスの1つなんだよ。
だから売るんだけど、
- お勧めな人、やめた方がいい人
- 代替策・代替案。
- 商品を進める根拠(記事に入れても運営者情報としても)
こういうところがしっかりしていないと、つくっててつまらないサイトになるよね。
よくあるパターン。
とりえず商品の説明してGoogleサジェストキーワード抜き出して知恵袋でニーズ探って・・ほかのサイトのリライトして。「これ自分がやる意味あるの?」みたいな。
「もっといいサイトあるじゃん、このサイトがあればうちのサイトいらないじゃん、しかもこれ以上の物作るなんて無理でしょ」っていう。んで「だったら中古ドメインであげてやれ」みたいな。自分より上の人間がいることをブラックSEOとか「世の中金論」に責任転嫁&八つ当たりしてるようにしかみえないんだよね。
だからっつって記事をコツコツ入れて時間を大幅にロストする、自分の身をささげるのもどこか違う。勉強途中のジャンルで商標つくってくとか、無料ブログ量産するとかそんなアレでもないし。
ブロガーになって、自分の城を持ってネタを豊富に用意して、自分が興味あるところだけをとって、いざというときに上位表示できるドメインだけ大事に育てて、なんならサロンとかやれば設けられるじゃんとか、自分のブログでの試行錯誤そのものがコンテンツになるじゃんとか、そういうのも楽しむ分にはいいけどなんだか中途半端なただの逃げだと思っていて。ブロガーのツイキャスとか有名ブロガーみて、だれがどんな表情してやってるかみりゃ一目瞭然なんだけど。
要は、ジャンルに関して興味が持てないとか、お金を稼ぐために商品を紹介する→商品の勉強をする→売れる戦略を立てる ってところに面白さを見いだせないのが多くのアフィリエイターが迷ってたり困ってたりする万里の長城なんじゃないかって思う。
だから人によっては会社で働きたいとか、SEOだけやってたいとか、ASPに就職したいとか、そういう役割の中で生きる方を選ぶんだよね。
んで、万里の長城を超えた人間は情報発信もしないしアフィリエイト自体楽しいからなんら外部と派手に接触をとることなく淡々とアフィリエイトで稼ぐという。そんな図式。
わき道にそれて、ライティングの話。
自分で書ける記事なんて、たかが知れている
昨日さやっこさんの記事見て思ったんだけど、やっぱり記事を書くスピードってその人の中に咀嚼されてため込まれている引き出しの多さや体系的知識によると思っていて。
何も知らないようなテーマについて書けって言われても、正直な話役に立つ記事なんて書けるわけがない。1記事かきあげかけたところで、
あっやば・・これそもそも○○だからだめじゃん。伏線回収できてないじゃん。
とか
ん?いつの間にか脱線してどうでもいいこと書いてるな。
とか
そもそもこれくらいのこと誰でも知ってるよなー
みたいなことが多くて。「はい書き直し」って感じだよね。
で、勉強してるうちに日がたってる。だからさやっこさんの記事には共感した。
人の書いた文章への不満
自分に関してもそうなんだけど、ライターの文章を大量に読む仕事もあるわけですよね。そうすると
- 「~のです」「~なのです」って連呼するライター
だいぶ自分に寄ってる、1文1文できたぁーってなってる。そんなん読み手はしらねーよ。
- ~ならば、~だとすると・・で話膨らませるやつ
もっとちゃんとユーザー属性を把握しておけば言い切れるじゃん。お前が提供している情報、もっといい場所でサクッと手に入るよ。公式ページみたら一瞬なんだけど大丈夫?
- これは絶対に必要な情報やろ・・って情報がない!
どう考えても絶対に必要な情報。読み手の大多数が求めているはずの情報。それがない。公式で言ってるとかじゃなくて、直接体験するとかクライアントに問い合わせて解決しといてよ。
- ブランディングをするのに必要な情報網羅性がそもそもない
めっちゃ詳しい人に教えてほしいわけだよね。東京の名店を300個知ってる人に「今日はワイン飲みたい気分なんだけど、どこがいい?東京駅かその周辺で」「肉好き?」「好きだけど」「鹿肉は?」「まぁまぁ」「じゃあ東京駅から時間かかるけど~ってところいいよ。○○が食べれて~~っていう名店なんだ。この時期なら夜○時以降なら空いてるから底見計らっていくといいよ」と言われたらありがとうってなるよね。お金払いたくなるよね。そういうことじゃん。アフィリエイトって。
自分のほしい情報に対して的確な答えを返してほしいわけだよね。
知らなくていい情報のことは知らないとわからない
コンテンツにわざわざ入れない基礎知識ってのもある。アフィリエイトやってくうちに
必要な情報 vs 知らなくていい情報
抑えておくべき情報 vs 抑えなくてもなんとかなる情報
っていう嗅覚は備わってくるんだと思う。テーマの粒度でカテゴリの設定を行うのって重要だと思う。
1を効いて10を知る人間がいる。実績出してるアフィリエイターの中には本当に賢くて、一部をきいて10を知って、それなら自分はこれは知らなくたっていいな・・と判断できる人間がいる。そういう人間はたいてい
- すべてに適用できる法則を持っている(何か1つのことを極めた経験がある)
- すでにアフィリエイトで圧倒的な量の無駄や非効率を乗り越えてきている
このどっちか。で、俺みたいに物覚えが悪くて完璧主義に近くて人よりもわかってる実感得られてから動期待人間がどうするかっていうと
- 120%の力を出すなんて無理
- だいたい本番で出る力は練習のときの8割だと思って練習する
- つまり最大のパフォーマンスの8割しか出ないと思ってインプットする
- アウトプットクオリティも現状の自分が知ってる知識の8割だと思って設計する
- 体系的に徹底的に学ぶ、箇条書きでいいからどんどん知識をまとめていく。自分なりのジャンル辞書を作る
という感じ。その上で遊ぶならそれでいいし。そのうえでパワーサイトつくるならそれでもいいし。
効率の根本には必ず非効率がある
って、ハマモトさんのブログにあったんだけど。
たいていの人間は、最初っからうまくやろうとする。いろんなことを知っている人間ほど、うまくやろうとする。で失敗する。ほんで理由つけてあきらめる。知っている、できるイメージの自分ができないなんて考えられないから。
心理学的にいえば「セルフイメージは高いけど自己認識が全くできていない」だし、前にいつだったか記事に書いた「摩擦が圧倒的に少ない、足りていない」だし、フルサワサン的に言えば「最初っからうまくやろうとなんてするな。できるわけないんだから」だし。
だからといってあきらめるわけでもなく、ただインプットに没頭するわけでもなく。自分が稼いでない実感には、おぼれちゃいけないし正当化してはいけない、常に受け止めて感じて摩擦を感じてあぁー気持ちわるいーってなって、自分にイライラしてってなるのが自然だと思う。だから稼いでないヤツが体系的なブログをやる?人にみせるようなブログをやるのって明らかに目線が下にしか向いてなくて「オレこのままでいいよ」っていう気持ち悪いさってのかな、成長なんて丸投げしてる感じがする。
「モテるにも売るにも悪い要素が必要」
ただただいい人って、ロジック[にんげんとして]でもエモーション[性的に]でも魅力的じゃないよね。ただただいい情報を与えられたから、人は買うんじゃない。完璧じゃなくてもいい。
視点が面白いとか、とにかく行動力があるとか、使うたとえが面白いとか、絶対に公式じゃいってくれないアドバイスをしてくれる。自分ならこういう人から買いたい。
ガッチリSEO=PPC
話変わるんだけど、中古ドメインとかSEOがっちりかけるのって、要はやってることはPPCと一緒で。PPCはお金と成約力っていう変数だったり出すキーワードで変わるけど、ビッグワードのSEOを意図的にバックリンクや日本語ドメイン、アンカーテキストで過剰にブーストするのは、成約数を無視したバク上げサイト。
もちろんこういうサイトもアフィリエイトにとってはむちゃくちゃ大事だし、サテライトそのものも関連性があればまったく問題ない。ハイブリッドとして自分のアフィリエイト戦略に取り入れるべき考え方。
だけど、がっちりSEOで上位にいくことはあくまで戦術の1つ。リスクとして周りのアフィリエイターからパクられるし、マークされるし、人的投資や金銭的投資が必要になる。 それだけじゃないんだよねっていう。
ライティングにこだわったり、くそみたいなコンテンツを世の中に出すことに抵抗のある人間は、最初は全く伸びないと思う。崖っぷちにたった人間が日本語ドメインで人の後をおっかけてサイトつくりまくって、相互リンクであげて、その中で反応があったものを押し上げて、その資金を再投入してってやってる中で、ライティングにこだわる人間が早く駆け上れるわけがない。なんだってウサギよりカメがいいわけがない。
だけど、もしウサギなら昼寝してしまうかもしれない。途中で息切れするかもしれない。
ウサギには見えないものがカメには見える。カメだってダッシュできる。そんなこんなで、ライティングにこだわる人って愛すべきだよなぁってちょっと思うんだよね。どーでもいいけど。
まとめ
アフィリエイター=翻訳家
万里の長城を超えられない→ジャンルに関して興味が持てない、お金を稼ぐために「商品を紹介する→商品の勉強をする→売れる戦略を立てる」ができない
1日に記事を5記事書くには、頭の中の引き出しが必要
頭の中の引き出しができるまでに相当なムダがある
まとめのまとめ
で、こうやって記事を読み返すとまとめの内容で記事立てすればいいじゃんってなるわけですよね。そういうことですよね。自分の中で固まっていないことに関して記事を書くとこうなる。
p.s.最初は200字のメモだったんだけどどうしてこうなった・・
p.p.s.リライトツールあるけど彼らと戦う気がないので問題ない。
p.p.p.s.5000字で腱鞘炎になりかけているので、やっぱり打ち込みのやわらかいレッツノートがほしい。
もはや辞書登録したい言葉。
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