ビッグワードとその収益率
ビッグワードなんてメジャーじゃなくて、むしろニッチ。
2つのビッグワード
いわゆるビッグワードは、検索ボリューム的ビッグワード。もう1つあるのが、成約率的ビッグワードだ。
成約からみたワード(ワード単位の重みがある=属性が振り分けられている)という考えは本来のビッグワード誘導であっても常に念頭に置いておくべき話。
で、アフィリエイターにとってはビッグワードなんかニッチで、ビッグワードは数ある手段のうちの1つに過ぎないし結果的に表示されたねやったねってレベルって話。
ビッグワード評価は積み重ね
ビッグワードで上位表示されるにはさまざまな要因がある。ただ美女ってだけじゃ、美少女グランプリには選ばれない。
- 海外在住経験があり英語が堪能
- 茶道を10年以上やってる
- バイオリンめっちゃうまい
つまり内面が大事だと。
同じことで、ビッグワードで上位表示されるってことにも内面が重視されている。
コンテンツが豊富だってだけじゃない。被リンク、更新頻度、オーソリティ。ユーザーのページ内行動やサイトの積み重ねてきた歴史。
そして収益性という観点から見れば、自分にしか見えないテールワード。サイト内導線や雰囲気づくり。これらはすべて積み重ねでできている。
外見が北川景子だからといって、中古ドメインブースとバリバリだからといって、コンテンツをプロが執筆したからといって、どこよりも詳しくて難しい情報が載っているからといって、決してグランプリに選ぶ理由にはならない。
合コン単位や地域のイメージガールレベルなら、外見がよかったりコンテンツが豊富だったり雰囲気があっている「だけ」でも選ばれるかもしれない。だけど信頼性が重視されるワードでそれは絶対にないし、可能なら地域レベルのイメージガールだってミスジャパンみたいな女性を雇いたいのだ。ただ手が回っていないだけ。
ビッグワードで見えにくいのは「なぜこのワードが上位表示されているのか」という点。これについては被リンクやコンテンツ構成でまねる人間も多いが、
- 常にSEOは移り変わるということ
- 今見えているのは過去の結果であるということ
から、現状の1位を参考に同じジャンルで攻めようなんていうのは愚の骨頂。
あえてビッグにしないという選択肢。
キーワード、コンテンツ、ドメイン単位評価、被リンク、共起語、サイトタイトル、更新頻度、文字数、ユーザーのページ内行動・・変数が多すぎて一概にはもちろん語れないけど。
なんでこんな普通のサイトが上位表示できるの=最高
別に隠す必要はないけど、ビッグワードで戦う際に必要なことはコンテンツの内容だけではない。そこにはでーたべーすとしての価値が求められるし、更新頻度や運営元の記載などでオーソリティを担保する必要もある。そして当然サテライトの構築も必要になるだろう。
どこでドメインを分けるか、どのドメインを接続するかは「センス」
そもそもわかりやすい集客導線を真似されたら、別のハイエナ人間にSEO手法で上位表示されれば終わり。あえて目立つサイトを持たないメリットはここにある。切り口がユニークなサイトは別に持つ。
パワーサイトは真似されない何かが必要
それとサイトの規模(SEOやGoogleない評価的な)が高まっていくにつれて、FacebbokやTwitterなどのシェアによるソーシャル指標を高めていくこと。
それは美容系なら、専門性や体験談やユーザーの悩みに沿ったコンテンツ提供が必要になるだろうし、定期的な情報のアップデートだって必要だ。
戦略はパワーサイトの場合には大きく違ってくる。
余談
ロクブンノイチ
どんどん失敗をしよう。商標だっていいじゃん。小さいペラサイトでもいいじゃん。まったく上がらないサイトでもいいじゃん。
SEOなんて1000万アフィリエイターにも上がるかどうかなんてわからない世界。特定の1サイトがあがるかどうかなんてこの世のどんな神様も知らない。きっとGoogleだって知らないことだ。
それなら回数を増やせばいい。1/6のダイスを振って振って振りまくる。六分の一だろうか、10回振って特定の目が出ない確率は3.8%しかない。20回振れば特定の目が出ない確率は0.1%だ。
失敗をしようと書いたが、失敗だなんて思っていない人間がいる。そもそも、失敗を失敗と思う人間と回数で攻めて成功する人間は、手段と目的のとらえ方が違う。
初めてパワーサイトに着手して稼げましたなんて人間はいない
そこには多大なマンパワー、時間軸戦略、散って行ったコンテンツやドメインが存在する。その上でASPやクライアントと交渉してデータをチェック、常に改善しながら新しいジャンルの種をまく・・これが入り口にも立っていない人間には難しい。
人は人。特に価値観の違う人間は無視でいい、と思う。多少先に経験しているからってエラそうにふるまう人間はたくさんいる。彼らの手段はなんだ?人より上の立場に立つことか?承認欲求を得ることか?えらいかどうかは過去によって決まらない。ただどれだけ前をみつめて歩き続けているか、青くさいけど。それでしかない。
だから小学生でもやりたいことを自分でやるとか興味のあることを死ぬまで調べる子はとてもすてきだと思うし。政治家でも現状自分の立場しか考えずに保守的になっている人間はすてきじゃないと思うし。高校生でなんかかっこつけてすれててまったく周りのことに気づかない人間はクソだと思うし、さえないお父さん風でも家で待ってる家族にみやげ買って帰るお父さんはすてきだと思うし。
結局は人間目の前のことに向かってどれだけ向き合ってるかだとおもうんだよね。そして先輩はなんのためにいるか。自分は苦労したからお前も苦労しな、じゃなくて「自分は苦労したけどこうやったらうまくいくからこうしな」と教えてあげられる人。
この方程式が成り立たないとすればそれは原理的におかしいから長続きしない世界。今のアフィリとか割とそうかもしれないね。ま、闇市ってことで。