文字入力の効率化Tips
インスピレーション的な動画
あっ、その手があったか的な動画をみまして。
「タイピング界のゴッドハンド隅野氏(百識王) - YouTube」
特に1:08からの実演場面がナルホドナルホドナルホドネー感満載。
タイピングが正確かつ早いのに加えて、タイピングの無駄を徹底的に排除してるんですよね。日本語って漢字の変換が相当ロスなので、変換学習機能を使わないと。学習させずに自分が学習しておくと。
確かに変換の学習機能と入れ違いになりますよね。変に気を使ってくれたおかげで入れ違いになるみたいな。「さっきあそこにあったじゃん!なんで移動してんだよ!」みたいな。結構あります。
たとえば「~する流れ」って打ちたいときに、何度うっても「~する流」って出てきちゃう。流れってなかなか打つ単語じゃないんですが、定期的に打つんですよ。で、いつもきっかけを思い出すんですが、一度「萩原流」って打ったんですよね。モノマネみたくて。ホント勘弁してほしいですハギワラナガレ。
「驚異の早打ちタイピング 文字放送って人が打ち込んでたの? - YouTube」
字幕放送って圧倒的に少ないキーで打っていて、ニュースに特化したキーボード辞書登録って感じ。テキスト3冊分の短縮入力組み合わせパターンがあるらしい。一発で「コミュニケーション」って出たりする。
で、Tips
これらを踏まえてまとめます。
EnterやSpaceを我慢する
エンターキーを押すタイミングを減らします。
癖でついついはさんでしまう変換や確定のモーション。煙草に似てますよね、なんとなく間に挟んじゃうみたいな。それでいて気づいたら一日1時間はEnterキー押してたみたいな。タバコに限っては一日2時間近く吸ってたみたいな。
積み重なると怖い。
自分の場合は「、」を押した後にすぐ確定させてしまう癖や、頻繁にSpaceキーで変換する癖もあります。
ここいら無駄を省けたらいいですよね。
キーボードの学習機能とうまく付き合う
- 立つことによって
- 経つことによって
- 絶つことによって
ジャンルによって、よく使う変換があります。
- 使用
- 仕様
これも変わります。
で、デフォルトでONになっているキーボードの「学習」機能。
先ほどの動画にあったチャンピオンほどストイックにやらなくていいっていうか、ここまでやるのは日本一になるためであって僕ら凡人の場合は逆にデメリットの方が大きくなることに気づきました。
実はここまで学習機能をOFFして書いてきたのですが、専門用語とか記号を多用するならこれ「ON」にしておいた方ががいいと思われます。
- たとえば「こめ」とうって「※」と出たのが「米」になりました。
- たとえば「かっこ」とうって「【】」と出ていたのが「確固、カッコ、各戸・・」になりました。
長年連れ添った奥さんと離ればなれになって、いまさらありがたみを実感している気分です。
いつも朝起きると勝手に出てきたコーヒーが今日はない・・
洗濯機に放り込んでおいたパンツが当たり前のように洗いあがっていない・・
嗚呼・・〇子・・帰ってきておくれ・・って感じです。
というわけで再度学習機能とお付き合いさせていただく流れになりました。
※ちなみにいま「流れ」って打ったらハギワラのナガレが出てきました。もうハギワラはこりごりです。学習リセットしてきます。さようならハギワラ。
辞書登録機能をフル活用する
- 会社名
- 商品名
なんかは登録しておくとむちゃくちゃ便利ですよね。
よく使うメールアドレスなんかも登録すると便利。「@」をくっつけておくと混同しないのでおすすめ。
いちいち変換候補を探している時間がロスなんで
みずほ→みずほ銀行カードローン
みたいな変換用意しとくとはかどる。
あるいは
- みずほ→みずほ銀行
- かーど→カードローン
くらいの方が幅広がっていいのかな。
これくらいのこと誰でもやってるか。
最初から正解を打ち込む
コピーライティングテクニックとかぶる部分があると思います。
書いてはけし、書いてはけし・・・それでも別にいいんですが1か所を変えると別の個所も訂正したくなり、色んなところを変えているとそもそも文章を書きなおしたくなる・・こんなんじゃいつまでたってもまとまった数の文章なんて上がらないということにさっき気づきました。
個々人の才能なので今すぐに効率が上がるわけじゃなく、意識して少しずつ高めていくものです。ただ、口癖だけに限らず文字癖を意識するだけで変わるはずです。
ロジックが脳内で整理されていない人ほど、言葉のひげって多いと思うんですよね。
わかりますか?私の文章のヒゲの多さ。
- それでも
- いいんですが
- 色んな
- そもそも
- こんなんじゃ
- いつまでたっても
- わけじゃなく
- はずです
- ほど
- と思うんですよね
わかりにくさがこれほどわかりやすい文章はないんじゃないでしょうか。ほめてください。
全部簡略化すればシンプルな文章になります。さらにいえば頭の中で文章をまとめてから文章化することでバックスペースで文字を消して修正する手間を減らせます。
「とりあえず文字に打ち込んでみる」という“とりあえず”を頭の中で消化してからアウトプットしていくだけで、文字を入力する速度は遅くても結果的に完成は早くなることが予想できます。
脳内作業であれば慣れによって高速化できます。ノビシロが大きいわけです。ですから文字入力はあえて遅くして、脳内で先に咀嚼すれば結果的に、文章が出来上がるスピードが早まるわけです。(この文章もかなりゆっくりしたスピードで打っています、おそらく文面からにじみ出る雰囲気が違うはずです・・!)
文章を書くときには常に「2~3手先を読んで言葉を選択する」と、抑揚のあるスムーズな文章が書けます。行き当たりばったりな言葉ばかり選ぶと、文章のおしりにしわ寄せがきて尻切れトンボな文章になると感じます。いつもの私の文章のことです。
常に尻切れトンボな言葉を使っていると、デフォルトの文章が尻切れになってしまいます。いったんこの癖がついてしまうとなかなか治らないので、注意したいものですね。
補足:文章力そのものを上げるために
バックリンカーさんがライティングについて「使わない言葉を決めるのが重要」と書いていました。
- 「~ですが」の「が」
- 「ちょっと・だんだん・わりと・だいぶ」というあいまい言葉
- 「この、あの、その」といった代名詞
曖昧な言葉を多用すればするほど、伝えたいメッセージは逃げていきます。
インターネットのテキストは、新幹線のニュース字幕とは違ってユーザーのペースで勝手に消費されます。
熟読する人はごくわずかで、飛ばし読みする人が9割以上といった状況だと推測します。丸ごと時間を拘束してメッセージを伝える映画や音楽と異なり、書籍や雑誌・Webメディアのテキスト情報は1人1人違ったペースで消化されていくわけです。
となれば当然、細かいニュアンスを分かってもらうには困難があります。
「そこそこ稼いでます」
というよりも
「めっちゃ稼いでます」
というよりも
「月100万稼いでます」
と言う方が1万倍伝わる世界なのです。
中には「たった100万ぽっちかよ」と思う人もいるかもしれませんし「えっ、そんなに!?」と驚いて「卒倒した結果縁石に頭をぶつけて救急車で運ばれ、ICUに家族が駆け付けたものの一生帰らぬ人となってしまいます・・」と口述する人もいるでしょう。
長くなりました。そろそろ収束させないとPCのバッテリーが切れます。
まとめると「北風と太陽」のうち「太陽」の戦略が重要だよということです。
最後に
で、今回こういうことを書こうと思ったきっかけ(適当にいきます)
すごい勢いで文字を打つ人を横目で見ていた
ものすごい圧力でキーを叩く人の画面を隣で見ていました。すると
- あねぎあします
BackSpace - おなえぎs…
BackSpace - おなげいしま…
BackSpace - お 願 い し ま す←なぜか丁寧
みたい怪奇現象が起こっていて、「最初から落ち着いて打てばいいじゃん・・」感がものすごかったんですね。
キーボードってまだまだ脳みそについてこれてないんですよね。実際に文字を書くよりは早いとはいえ、思考には追い付いてこない感がものすごいです。
Siriの音声入力は…
Siriの音声入力を使えばそこそこ腱鞘炎は回避できるんですが、それにしても誤字が多すぎるのと、カフェで音声入力使ってたら逮捕されかねないのと、やっぱり話し言葉と書き言葉って違うんで、全体的に冗長な文章になったり。
あと変換がうまくいかなくて修正している結果、矢印キーが壊れる寸前までヒートしたりと、まだまだ道のりは遠い印象。アイディアの下書きくらいならいいんですけどね。
たまには見直してみるか
アフィリエイターにとって1秒間にいくつキーを打てるかって結構重要なファクターだと思っていて。特にライティングを自分でやっちゃうような人とかは。
ということで、今回の記事を書こうと思い立ったわけです。
タイピングが早くなることによる最大のデメリットをご存知ですか・・?
ただ、長文ホワイトコンテンツ王として有名なぐ○ちさん。CWを公開して記事に落としてくれましたが、あれを見てると文字を打つのが早すぎて明らかに周りの人たちと会話がかみ合っていないので、とても心配していません。
タイピングが早くなりすぎたがゆえの弊害。羽生棋士が車の運転ができないのと一緒ですね。さて今日も記事書きましょうか!
たぶんそのうちキーボードなんて一部の人だけが使うツールになりますけどね。