5ページ以下のペラサイトの強み
- 5ページ以下のペラサイト。
- 100ページ規模の少数精鋭上位サイト。
- 1000ページの外注サイト。
何が違うか。答えはたった1つである
ページ数が違う!
そうページ数が違う。
暴動を起こすのは待って欲しい。
ワケがある。
「あればあるほどいい」は間違い
世の中の80%の人が基準として持ってるのは
- やすければやすいほどいい
- 量が多いほどいい
という考えだ。
そんなことはない。
- 高いほうが満足して買う場面だってある。
- 使う分だけの量があればいい。
自分の価値観を持っているかどうか。
ペラサイト「でも」稼げるわけではない
ターゲティングがうまくいっている。
ターゲティングとは、キーワード選定と誘導のやり方である。
ペラサイトばかり作っていて1ページから月10万とか、
実際には1ページ10万の地下にはそこに集約できるだけのエッセンスが詰まっている。ペラサイトでSEOから集客し、ペラサイトだけで月50件成約する。1件2000円のCVが20%だとして、月250アクセスが必要。
根底には「パワーサイトじゃない方が良い」という思考プロセスがある事を忘れてはいけない。つまりパワーサイトに出来ないことをペラサイトでやっているという視点。
ペラサイトの強み
1.スピード
2.ターゲティングの鋭さ=集客力・成約力
3.レターページの長さ=成約力
だ。(2016年5月追記:あと競合にスポイルされにくいというのもあります)スピードはまぁ分かるが「なぜパワーサイトとして構築しないのか?」という疑問が残る。1記事の価値が最大化されるのはドメインパワーにブーストされた状態だ。はてさて・・
「パワーサイトつくるんじゃなくて、成約さえあればいいでしょ」というのは最もな意見に見えても、じゃあ実際にどうやるのかという部分に関してはなかなか苦労するのではないか。中古ドメインと相性がいい戦略だという点はある。10万のドメイン代で月に5万成約すれば御の字。しかし、日本語ドメインでミドルワード(口コミ)上位表示しているサイトもある・・さて・・
得意な分野は異なる
パワーサイトじゃない方が良い≠パワーサイトじゃなくても良い
さらにいえば
ペラサイトの方がいい≠パワーサイトの方が良い
情報商材を見て分かる通りペラサイトは集客には向いていない。
集客と成約は常に分けて考える。
- 集客があって成約がある。
- 成約があって集客がある。
当然、集客と成約は切っても切れぬ関係にある。
ペラサイトの強みは成約力。克服すべきは集客力
ペラの圧倒的な弱点は集客力にある。この集客力さえカバーできれば高単価商品ほど強くなる。PPCで集客を買うのか、それともパワーサイトから流すのか。
ペラサイトは成約に強い。ペラサイトは規模が小さい。規模が小さい分だけ特化している。特化しているからターゲティングが強い。密室で相手を限定して語りかけていく。
具体的なペラサイト戦略
1.固有名詞特化型ペラ
要は
- 十分に集客可能なキーワード
- 購買意欲も高いキーワード
に特化する方法だ。
ライバルが弱いことが条件。特化サイトをつくったところで、ライバルのテールに拾われたらNGだからだ。やってみないと分からんけど
ライバルのテールより、1ワードに特化したMTやWP、HTMLが上位表示する現象。このバランス感覚は経験則から生まれるから基準はない。SEOは相対だ。
ハマモトさんのノコギリヤシは5ペラだが、1ページ目に食い込んだ。ノコギリヤシは、植物の名前だ。そしてターゲットは「本当に効くのか、どういった効果があるのか知りたい」というニーズがある。「ノコギリヤシ×頻尿」にターゲットを絞って、口コミ記事を書いて送客している。
集客OK、ターゲティング成約力カンペキ。
この方法、他の成分の名前に置き換えれば無限に作り出すことができる。大抵の場合は単一キーワードなので、複合では狙わない。1つの単語に絞って、ユーザーのペルソナを完璧に設定することが重要だ。
はっきりいって巷のアフィリエイターがやっている比較ランキングみたいなのはこれのでっかいバージョンで、サイト構築のジャンルとしてはペラに入るのではないかと思う。いくら200記事あったとしても、1つの単語に絞っているという小規模な思考回路においてはペラサイトの域を出ていない。
単一キーワードを設定するのは、パワーサイトが
- 気付いていないワード
- 気付いているが特化しようがないほど小さいワード
だ。つまり、トピック全体でいえば重要ではないものの、購買意欲が高いワード。ノコギリヤシについて深く掘り下げるのは、パワーサイトではなかなかできない。そこまで深く掘り下げるということは別のキーワードでも深く掘り下げなければならず、そうすると伝えたいテーマが圧倒的に薄まってしまう。だからといって〇〇EXでノコギリヤシをとりあげようと思っても商標に属性が引きずられてしまいノコギリヤシ単一ワードではノコギリヤシ特化サイトに負けてしまう。そんな流れ。
2.パワーサイトから送客する
パワーサイト維持の観点で考えれば、パワーサイトから集客し、Nofollowをつけて送客する方法もある。
3.PPCor中古ドメインでブーストする
ペラサイトの正しい使い方だと思うよ。
強いパワーサイト
表面上は比較ランキングでも、実際はTOPに成約LPを盛り込んだサイトがある。これは強い。テールで拾ってきて、TOPのLPでランキングに送客する。
酵素ダイエット
美容系のお手本は北原さんの酵素ダイエットになると思う。あれは「やせる」という共通前提が最優先されたサイト構築だ。ペースに「やせる」があって、だから「〇〇kgやせる」「最速で痩せる」というカテゴリ別訴求が成り立つ。
もったいないのは、せっかく酵素ダイエットを学びたい人が下層ページを見つけにくいこと。あれはただの集客ページではなく、1つの立派なコンテンツだ。カテゴリ別のまとめ記事を別に1記事つくっていいレベル。
俺なら別ドメインに移植し、トニー北原.com自体は酵素ダイエット自体の軽いサイトにする。
1つの辞書に日中辞典と日独辞典が入っているようなもので、どちらかが必要なとき、どちらかはいらない。
もったいない2つ目は、重複が多いこと。カテゴリに重複が多く、おそらくはドメイン内でキーワードパワーの分散が起こっている。
テール集客に悪影響を及ぼすので、カテゴリは整理する。記事がたくさんあればよいというわけではない。ここらへんはやらなきゃわからん事でもあるけど、やる前に十分精査すべきこと。多分北原さんの性格から考えると、伝えたい記事や書きたい記事は全て書ききったという事だと思うが。
まとめ
- 集客力(Google、PPC、テール、競合)×成約(ターゲティング、デザイン、管理人立場、訴求ポイント、導線)×案件(トレンド、単価、市場規模、ネット親和性)
- Googleで、〇〇というワードで、10位以内に入るか?
まとめのまとめ
キーワードと向き合え
2016.5.追記します。
最後まで読んでくれたのですね。
4ヶ月前に書いた記事ですが、振り返ると、ここでの考え方は実際「学者視点」にフォーカスしています。理解を深めるにはよいでしょう。
世の中の現象全ての仕組みを解き明かせば、
- ペラサイトで稼ぐことも
- 大規模テールサイトで稼ぐことも
- 大統領になることも
きっと可能です。
しかし、寿命は限られていますよね。
もし正しい問いが立てれなければ、永遠に行動が無駄になってしまいます。
刻一刻と死が近づいています。それは明日かもしれないし、数十年後かも知れません。
時間は無限ではないのです。
「理解を深める」ことがアフィリエイターの目的か?
というと、アフィリエイターの目的は収益をあげるに他なりません。つまり、客に変化を与えた結果、コンバージョンに導くこと。
アフィリエイトをWebマーケティングの視点から「一緒に」考える。これがこのサイトの存在意義であります。
ぜひほかの記事も読んでみてください。そして知見を深め、価値観を持ってください。
僕は朝いってることと夜いってることが違う人間ですから。