稼げる文章の書き方。良い文章はここが違う。
好い文章の特徴。
- ひとまとまりの文章を眺めるだけで内容が理解できる
- 判断材料がしっかり揃っている
- 後から読み返しても何について言及している部分かよく分かる
要は、上司への報告のように簡潔にまとまっている&誰が読んでも論点を整理できる文章。
悪い文章の特徴。
- 根拠がしっかりしていない
- 舌っ足らずで言及しているテーマがなんだか分からない
- 結局どっちがいいのか分からない
文章の要約ができる文章がいいサイトコンテンツ、文章の要約が全く分からないのが悪いコンテンツ。好い文章と悪い文章を見比べてのアウトプット。
お前の文章を読みたいわけじゃないんだよ。
まず1つ目。ユーザーは文章を読みたいわけではない。千と千尋に出てくるハクのように、頭に手を添えて「スッ」てイメージを浮かび上がらせられるような魔法があればそれでいい。ウェブサイトでハクのような魔法は使えない。
- なぜあんたがその文章を書いているのか。
- なぜ、AとBを比べることにしたのか。
「レビューしました!」なり「なぜ〇〇なのか」なり、どんなテーマであっても人はその原因を探そうとする。なぜこの人がブログを運営しているのか、なぜ今回のような記事があるのか。それは明示してもいいし、スタンスで伝えてもいいが、とにかくユーザーが安心して情報を得られるサイトにすることって大事だと思うんだ。
特に手放しにお勧めするときとか、〇〇すべきですよっていう記事のとき。ユーザーの悩みが商品から離れていて、商品のよしあしで決まるだけではなくて人の想いとかっていう部分で背中を押してもらいたいとき。
そんなとき、記事を書いた理由・書くことになった経緯を「たとえやエピソードや想い」を持ってサラッと書いておく。〇〇ですよね?とか〇〇なんじゃないかとか、お前の考察はどうでもいい。それよりもなんでお前が書いているのかと。ちゃんとユーザーと同じ土俵に立って、もしくは理解して書いているのかと、そこが問われる。もちろんズバっと答えを返すコンテンツもあるが・・信頼を得るための「比較してみた」とか「レビューしてみた」とか口コミ評判に関しては特にこの傾向は強いしブランディングの大きな差になる。
カレーかラーメンかなんてどうでもいい、結論ありきの文章を書く
2つ目。
- 読みやすい=結論がはっきりしているか
- 読みやすい=掲載情報範囲は適切か
この2つは読みやすい文章の鉄則。
「カレーかラーメンか、どっちもいいところがあってメリットはこうでデメリットはこうで・・、あっそうだ、もしかするとカレーを食べてあまりい辛いとくお腹をこわしてしまうことがあるかもしれません」とか可能性の話はしてぇねんだよ。辛いカレー食べたらダメなのなんて誰でも知ってるだろ。そうじゃなくて間違っててもいいからお前の見解が聴きたいわけ。判断するのはこっちなんだから。カレーかラーメンかどっちかにしろっていう話。そしてその根拠を話せよっていう話。根拠のない文章に価値はない。
そして掲載情報範囲。カレーとラーメンについて話しているのにかつ丼にまで手を広げたり、高給なカレーを持ちだしちゃったり、カレーの歴史やラーメンの歴史を語り始めちゃったり。コアに関係のない情報を出すことで読者が混乱し、論点がブレる場合が多々ある。お前が分かってるとか知ってるとかそんなのどうでも良くて、都合のいい情報だけをくれよと思う。それが読者であり顧客。
まとめがまとまってない
最後、3つ目。何が言いたいのかわからない記事読むと殺意わく。
誰に対して書いているのか決まっていないため、なくてもいいような注意点やなくてもいい前置きがある。
なくてもいいものだらけだ。お子様ランチのスープセットに充実野菜ジュースと一本満足バーにチャーシューと春巻き1個、フォーク渡されて「はいどうぞ」みたいな文章が本当にある。もっと体系立ててフルコース食わせてくれよ、もしくはラーメンで一点勝負してくれよ。
困りごと解決系なら箇条書きの一意一文でいいくらいだ。箇条書きが辛うじて文章の体になっている、それでいい。
この記事は、奥華子の曲を聴きながら約20分かけて書かれたものです。