人生に必要なことはすべて、アフィリエイトから学んだ?
もしかしたら5年後10年後にそういうことを言い出す人が出てくるかもしれない。
どこにでも通ずる「本質」ってあるよねっていう話。
アフィリエイトは本質が学べる。これは本当のことだと思っている。
ビジネスでもらう価値とは、価値の交換だ。自分が価値を提供し、人から価値をもらう、価値交換。ビジネスとしてのアフィリエイトっていうのは様々なものを学べる恰好の場所だ。
営業でも大事な俯瞰思考(抽象能力)
よくトップといわれるアフィリエイターの話には
俯瞰する、抽象度をあげる、類義語・対義語を考える
ユーザーの生活を考える、ターゲティングを絞る
ペルソナを詳細に設定する、温度感を合わせる
という内容が出てくる。
これは営業においても重要で、社内のエリートや成績日本一の営業マンがよく口にする。「あの人にとって大事なことってなんなんだろう」と考える。商品知識ではなく、ヘコヘコすることではなく、相手のニーズに応えること。それはときに雑談であったりする。彼らはこれを「信頼関係」と呼ぶが、要はこのことである。
いいかえるなら、相手のことを察する能力。営業成績のいい人間は「相手を中心に考えている」。相手を中心に考えるとは、相手のことを想像する能力が高いということだ。
相手のことを考えるといっても、ただ優しいだけの男と一緒で、優しさの本質をはき違えている人間に価値はない。考えるアピールをするんじゃなく、リアルに想像する。
自分が知らないことは想像できない。原始人にシャーペンの事を説明しても理解できないだろう。自分に置き換えて考えるということはなかなかどうして難しい。ってか普通に難しい。ムリだ。相手じゃないんだから。
だから、汗をかかねばならない。脳みそに汗をかかなきゃいけない。この作業の積み重ねは、いってみれば「ロジカルシンキング」だしいってみれば「抽象化能力」だ。なんでもいいけれど、なんにでも使える思考だというのは間違いない。
なぜSEO業者はアフィリエイターになれないのか?
これ
- なぜデザイン屋はアフィリエイターになれないのか?
- なぜプログラマーはアフィリエイターになれないのか?
- なぜPPC屋はアフィリエイターになれないのか?
- なぜプロのライターはアフィリエイターになれないのか?
- なぜASP内部の人間はアフィリエイターになれないのか?
- なぜ薬剤師は(トップ)アフィリエイターになれないのか?
という話に似ている。
アフィリエイターはフルコミッション型の営業だから、さらにいえばフルコミッション型の営業マンをつくる仕事なんだけど、だからこそ
- 顔がいい
- 性格がいい
- 行動力がある
- 話が面白い
- 商品知識が豊富
- 相手と自社の社内事情に詳しい
- 実際に商品を使ったことがある
だけでは稼げないのである。当たり前の話だ。北川景子だからって、トップ営業マンになれるとは限らない。
これらは外注すればよい。お金があれば、その価値は変える。
アフィリエイターのコアバリューとは
- 市場の動きを読み、
- 目的と手段を把握し、
- 適切にリソースを配分していく
ことだ。これは新規事業に他ならない。
ちなみにこの要素を持っている人間を「マーケター」と呼びます。一般的にどうかは知らんけど、「マーケター」と呼んでいます。呼ぶことにしましょう。
- リスクを管理する能力
- 人を動かすコミュニケーション能力
- ライフマネジメント能力
が必要になる。そして「ビジネスに人を巻き込む、人としての求心力とビジョン」をもって、次のステージへ進んでいく。自分が思い描くステージ以上に成長することはない、「進歩がない=退化」だから。市場においていかれて紙屑になるだけだ。進歩なきものに現状維持はない。
余談:外部環境としては在宅ワーク環境が整う
今後さらに在宅ワーク(クラウドソーシング)の仕組みが整っていくし、それがあたりまえの環境になる。
メモ)外注化するときに、本当に任せたい相手は文章のやりとりをするだけではなく、Skypeや対面で直接声をきいて判断したい。
主婦であろうが、社長であろうが。この市場には注目しよう。